[香港 29日 ロイター] 29日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストとスタンダードによると、中国工商銀行<1398.HK>と中国銀行(香港)<3988.HK>は、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連の引当金を積み増した。
両紙によると、中国工商銀行の姜建清・会長は、サブプライム関連の保有資産が2007年第3・四半期末時点で12億米ドルあり、引当金を積み増したことを明らかにした。
同行が保有するサブプライム関連資産にその後大きな変化はなく、資産総額1兆元(1390億ドル)のごく一部を占めるに過ぎないという。
両紙は、中国銀行(香港)の最高財務責任者(CFO)の発言も引用。同CFOによると、中国銀行(香港)は第3・四半期に十分な引当金を積んだほか、サブプライム関連資産の多くを売却した。
ただ第4・四半期の損失計上の可能性に備え、さらに引当金を積み増す方針という。
両行とも、引当金の積み増し額は明らかにしていない。