防府市の松浦正人市長の家族が経営する茶販売会社を巡る随意契約問題で、市監査委員は28日、市に賠償を求めた住民監査請求について「請求に理由がない」と棄却した。請求した住民たちは2月にも訴訟を起こす方針。
棄却について監査委員は「他の業者にも確認したうえで契約しており、裁量権の逸脱とは言えない」とした上で、「不当な部分はあった」と指摘。松浦市長に対し「入札制度などの改革に努められたい」と意見を付けた。
請求した同市植松、農業、小川康博さん(77)は「棄却理由がはなはだ不明瞭(めいりょう)」と話した。松浦市長は「内容をよく読み、対応したい」とコメントした。
〔山口版〕
1月29日朝刊