県警は28日、「バスの全席・全員シートベルト着用推進キャンペーン」を始めた。後部座席のシートベルト着用を義務づけた改正道交法が6月に施行されるのを前に、バス利用者に啓発を図る。
この日、JR福島駅ターミナルを出発する「福島交通観光」のバス内で啓発した。東京・六本木の「ロートレック展」など美術展を訪れるツアー客に、県警の片寄一郎・交通企画課管理官が「身を守るシートベルトを必ず付けてください」と呼び掛けた。添乗員は全席を見回り、着用を促していった。
同社は昨年7月から着用徹底を進めており、宮武良一・営業本部長は「乗客から嫌だという声は聞かないが、休憩などのたびに着用を点検するのは難しい。今後も徹底を呼びかけたい」と話した。
県内では05年4月、磐越道でバスが横転し乗客3人が死亡。今月4日には青森市で、観光バスが国道から転落し23人が死傷する事故があった。【今井美津子】
1月29日朝刊