28日午前6時45分ごろ、伊那市高遠町の高遠大橋で、「橋の下で人が亡くなっている」との通報が通行人から伊那署にあった。
死亡していたのは近くに住む会社役員の男性(89)で、男性の自宅には男性の妻(84)が死亡していた。室内から「2人で天国に行く」などと書かれていたメモが見つかっていることから、同署では心中の可能性もあるとみて捜査している。
同署によると、男性は高さ約25メートルの同橋から飛び降りたとみられる。死因は肺損傷だった。男性の妻は寝室のベッドで発見された。同署では司法解剖を行い死因を調べる。
近所の人の話によると、夫婦は仲が良かったが、最近は妻が体調を崩し、家にこもりがちだったという。夫婦の孫の男性は「変わった様子は見られなかった。何があったのか分からない」とうつむいた。【池乗有衣、川崎桂吾】
1月29日朝刊