石油元売り大手の新日本石油とジャパンエナジーは29日、2月のガソリンや灯油など石油製品の卸価格を2か月ぶりに値上げすることを明らかにした。
値上げ幅は新日石が1リットルあたり1・7円、ジャパンエナジーは2円。2月のレギュラーガソリンの全国平均店頭価格は、再び最高値圏の1リットル=155円台に迫りそうだ。
新日石によると、原油価格は年明け早々に1バレル=100ドルを突破するなど高騰したが、円高・ドル安が進んだため、輸入コストの低下で原油高をほぼ相殺できたという。しかし、これまでガソリンスタンドに価格を転嫁できなかった分を卸価格に上乗せするため、1リットルあたり1・7円値上げする。
新日石の中村雅仁常務は29日の記者会見で「他社(の石油製品)もコストアップしているので、(店頭価格は)今後ジリジリと上がるだろう」と述べ、2月以降のガソリンスタンドの店頭価格は値上がりに転じるとの見通しを示した。