自民、公明両党は、ガソリン税の暫定税率などの期限を2か月延長する法案(つなぎ法案)を29日中に衆院に提出する。
与党は同日夜に2007年度補正予算案を衆院本会議で可決して参院に送付後、つなぎ法案を提出し、委員会に付託したい考えだ。
民主党は一時、すべての国会審議を拒否する意向を示していたが、補正予算案の早期成立を優先するとして、同日午後2時過ぎに再開した衆院予算委員会審議に出席した。
自民党は29日午前の役員連絡会で、つなぎ法案について野党側の理解を得るための協議をぎりぎりまで続ける方針を確認した。
同党の大島理森国会対策委員長と民主党の山岡賢次国対委員長は29日午前、国会内で会談したが、協議は平行線に終わった。
山岡氏は党常任幹事会で、「与党がつなぎ法案を提出する確度が高まったため、衆参両院ですべての委員会審議に応じないことにする」と報告した。鳩山氏は「一致団結してほしい」と求めた。
この後、山岡氏は共産、社民、国民新各党の国対委員長と国会内で会談し、民主党の動きに同調するよう求めたが、結論は持ち越した。引き続き、4氏は河野衆院議長を訪ね、「良識的な議会運営をするよう与党に働きかけてほしい」と申し入れた。
一方、補正予算案をめぐり、衆院予算委員会は29日午前、福田首相と全閣僚が出席して2日目の質疑を行ったが、一連の与野党の動きの影響を受け、午後2時過ぎに再開がずれ込んだ。
さらに、衆院の動きに伴い、参院予算委員会は理事懇談会で、29日昼に予定していた補正予算案の提案理由説明を先送りした。