【静岡】柚野(ゆの)セラミック(静岡県芝川町、吉田潤一郎社長、0544・67・0260)は、耐水性に優れた湿度センサーを開発、製造販売に乗り出した。07年7月に事業開始した同社にとって第一弾の製品となる。結露などで水に触れても劣化しにくいのが特徴。既存の同センサー同様にエアコンや加湿器など幅広い用途を見込む。1年後に月間販売10万個を目指す。
センサーの種類は電気抵抗値の変化で測るインピーダンス変化型。既存の湿度センサーはアルミナ基板に金などで回路パターンを形成、その上に湿度により変化する感湿材を焼き付ける。しかし同材ははがれやすく、水に浸けると基板から流れ落ちて機能低下し、最後は機能しなくなる。
このため新開発のセンサーはガラス・エポキシ基板を採用。同基板中のエポキシ樹脂が感湿材と化学結合し、膜がはがれにくくなり、従来センサーの課題を解決した。