【愛知県】鉄道文化遺産として武豊町が修復、保存している同町里中の「旧国鉄転車台」が、ポケットパークとして整備され、公募で募集した愛称が「回転ポッポ台」に決まった。同町上山の主婦車木宏美さん(66)の作品。「お年寄りから若者まで、皆に親しんでもらえる名前を考えた」と話している。
ポケットパークは、中心市街地活性化事業の一環で、町が旧国鉄武豊港駅があった場所に整備。貨車の方向転換に使われた転車台は、1930(昭和5)年に旧国鉄が貨物輸送用に武豊港駅に設置した「直角2線式」型で、日本に現存するのは同町だけだという。
パーク内は、遊具や休憩用のベンチ、バリアフリーのトイレを設置。また、東海地方の鉄道や工場で使われていた「腕木式信号機」と「手動式ポイント切替機」をJR東海などから譲り受け、モニュメントを作った。
町は、周辺のみそ・たまり醸造蔵などを記した散策路マップも作製。「町内外の人に武豊の文化、歴史を知ってもらえれば」と話している。
(奥野斐)