【愛知県】歓楽街に張られる風俗店のピンクビラを一掃しようと、名古屋市中区錦3丁目の住民やビルオーナーらでつくるグループが28日、回収したビラを一斉に処分する「ピンクビラどんど焼き」を同所の朝日神社で行った。ピンクビラをめぐっては、県警が規制強化の方針を示しており、2年おきに焼却しているグループは「今回で最後のどんど焼きになれば」と期待を寄せている。
主催したのは「錦3丁目地区の都市景観をよくする会」。会のメンバーらは、街の雰囲気や青少年への悪影響を考え、公衆電話や電柱に張られたビラを毎日歩いて撤去。たまったビラを新春の左義長の時期に合わせて、焼却している。
7回目の今回は、メンバーや町内会長らが2年間かけて集めた8万枚を処分。約30人の出席者はおはらいを受けた後、かがり火の中にビラを放り込み、立ち上る炎に環境浄化の願いを託した。
県警は歓楽街からのピンクビラをなくすため、ビラ配布に罰金を科すなど、県迷惑防止条例の改正を検討中。よくする会の酒井宏会長は「同様の条例改正が行われた他地域では、ビラが減ったと聞く。『はがしたら、すぐに張られる』という、いたちごっこの状態を解消したい」と話している。