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*しすこ、でーたせんたむけとうごうもじゅーる「Nexus7000」をはっぴょう(CNETJapan)*

シスコ、データセンタ向け統合モジュール「Nexus 7000」を発表(CNET Japan

29日(火)14時40分



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 CiscoSystemsは、消費しょうひものしんをつかもうと試みこころみているのかもしれないが、従来じゅうらいからのお得意とくいさきであるおお企業きぎょうのことを忘れわすれたわけではない。

 Ciscoは米国べいこく時間じかん1がつ28にち、1994ねん投入とうにゅうしたイーサネットスイッチ製品せいひんライン「Catalyst」以来いらいさい重要じゅうよう製品せいひんとなるおお企業きぎょう向けむけスイッチ製品せいひん発表はっぴょうした。このしん製品せいひん「Nexus7000Series」は、IPルーティング、イーサネットスイッチング、セキュリティ、ストレージといった機能きのうを1つのハードウェアとソフトウェアのプラットフォームに統合とうごうしたモジュール製品せいひんだ。すうねんはおろかすうじゅうねん製品せいひん寿命じゅみょう見込まみこまれているNexus7000は、より効率こうりつてき新しいあたらしいデータセンターを構築こうちくするおお企業きぎょうをCiscoの技術ぎじゅつ支援しえんするという同社どうしゃ戦略せんりゃくにおいて、中心ちゅうしんてき役割やくわり果たすはたすことになるだろう。

 Ciscoは20ねん以上いじょうぜんから、ネットワークインフラを大小だいしょうさまざまな規模きぼ企業きぎょう提供ていきょうしている。このすう年間ねんかんは、IPルータとイーサネットスイッチの市場いちばで80ぱーせんとのシェアを誇っほこっており、ほぼすべての時期じき競合キョウゴウ他社たしゃ圧倒あっとうしている。だが同社どうしゃは、年間ねんかん売上うりあげ増額ぞうがく目標もくひょう毎年まいねん500おくドル以上いじょう設定せっていしているため、新しいあたらしい市場いちば見つけみつけ成長せいちょうてこ入れてこいれする必要ひつようがあり、実際じっさいそうしてきた。Ciscoはサービスプロバイダー事業じぎょう拡大かくだいするとともに、家電かでんなどの複数ふくすう市場いちば大胆だいたん新規しんき参入さんにゅうしてきた。

 しかし、Ciscoの売り上げうりあげの50ぱーせんと以上いじょう占めしめているのは、いまでもおお企業きぎょう向けむけ市場いちばだ。また、Ciscoが長年ながねん享受きょうじゅしてきたルータとスイッチの売り上げうりあげ勢いいきおい失ううしなうかもしれない、と警告けいこくする業界ぎょうかい専門せんもんもいる。すでに独占どくせん状態じょうたいにある事業じぎょう成長せいちょうさせるという難題なんだい加えくわえ、Ciscoが販売はんばいするネットワーク機器ききがコモディティし、他社たしゃがうらやむほどの利益りえきりつ価格かかく低下ていかにむしばまれる可能かのうせいがあるのだ。

 一方いっぽうで、大きなおおきな変革へんかく時期じき差しかかっさしかかっているデータセンターは、Ciscoにとって、イーサネットスイッチ事業じぎょう同じおなじ規模きぼにまで拡大かくだいする可能かのうせい秘めひめ市場いちば参入さんにゅうするチャンスだ。だが、これを成功せいこうさせるには、Ciscoは企業きぎょうのITマネージャーを説得せっとくしてネットワーク中心ちゅうしん新しいあたらしいアプローチでデータセンターを構築こうちくさせる必要ひつようがあるが、この動きうごきは、同社どうしゃ最大手さいおおて提携ていけいさき一部いちぶ競合キョウゴウする可能かのうせい高いたかい

 「おお企業きぎょうがCiscoのドルばこなのだ」と、YankeeGroupResearchのシニアバイスプレジデントZeusKerravala語るかたる。「それがあるからこそ、彼らかれら消費しょうひもの向けむけ市場いちばへの参入さんにゅうなどの取り組みとりくみができる。だが、将来しょうらい成長せいちょう推進すいしんするためには、Ciscoはおお企業きぎょう向けむけじゅうでも新しいあたらしい市場いちば見つけるみつける必要ひつようがある。そうした事情じじょうからをつけたのが、データセンタというわけだ」過渡かとにあるデータセンタ

 消費しょうひもの企業きぎょうによるウェブベースのアプリケーション利用りよう進むすすむにつれて、ネットワークない保存ほぞんされアクセスされるデータのりょう膨れふくれ上がっあがってきた。一般いっぱん消費しょうひものは、MySpaceやFacebookのようなソーシャルネットワークサイトに四六時中しろくじちゅうアクセスし、写真しゃしん動画どうが保存ほぞんしたり共有きょうゆうしたりしている。一方いっぽう企業きぎょうは、ウェブベースのアプリケーションへの移行いこうをさらに進めすすめ顧客こきゃく情報じょうほうへのアクセスや、提携ていけい企業きぎょうかんまたは部門ぶもんかんでの共同きょうどう作業さぎょう活用かつようしている。

 TanejaGroupの創設そうせつものでコンサルティングアナリストのArunTanejaは、「今日こんにち、ネットワークを行き交うゆきかうデータのりょうは、すうねんぜん比べくらべてけた違いちがい増えふえている。そうした情報じょうほうは、すべてどこかに保存ほぞんして、人々ひとびとがアクセスできるようにしなければならない」と述べのべている。

 需要じゅよう伸びのび対応たいおうするため、データセンタにはサーバとストレージ機器きき絶え間たえまなく追加ついかされている。だが、機器きき追加ついかすれば、それだけ設備せつび投資とうし運用うんようにかかるコストも増えるふえる。また、こうしたサーバやストレージ機器ききは、稼働かどうりつがわずか25から35ぱーせんとにとどまっていることが多いおおい。そのため、設備せつび投資とうし運用うんようにかかるコストを抑えおさえながら需要じゅようぞう対応たいおうする手段しゅだんとして、仮想かそう向かうむかう傾向けいこうてきた。データセンタにおける仮想かそうとは通常つうじょう複数ふくすうのサーバやストレージ機器ききを1だいのマシンに統合とうごうすることを意味いみしてきた。

 Ciscoが複数ふくすう機器きき機能きのうを1つの機器きき統合とうごうしたのは、こうした時流じりゅう乗っのったものだ。新しいあたらしいNexus7000スイッチは、スイッチ、IPルータ、ストレージ、セキュリティといった機能きのう単一たんいつ機器きき搭載とうさいしている。この製品せいひんは、必ずしもかならずしもデータセンタのサーバやストレージエリアネットワーク(SAN)機器きき取っとっ代わるかわるものではないが、企業きぎょう自社じしゃのサーバやストレージをより効率こうりつてき利用りようできるようになる。

 CiscoのDataCenter,SwitchingandServicesGroup担当たんとうシニアバイスプレジデントであるJayshreeUllalつぎのように語っかたった。「データセンタはいま大きくおおきく変わろかわろうとしており、われわれはそこに大きなおおきなチャンスがあるとている。実際じっさいわれわれは、データセンタと統一とういつかたコミュニケーションが、今後こんご3から5年間ねんかんおお企業きぎょう向けむけ最ももっとも急速きゅうそく成長せいちょうする2おお分野ぶんやだと考えかんがえている」

 だが、新たあらたなデータセンタに関するにかんするCiscoの見方みかたは、他社たしゃとはかなり異なることなる。IBMとHewlett-Packard(HP)は、サーバ中心ちゅうしん傾向けいこう強いつよい一方いっぽうでEMCは、ストレージという角度かくどからデータセンタに注力ちゅうりょくしている。これらに対しにたいしCiscoは、Nexus7000を中心ちゅうしん据えすえたインテリジェントなネットワークをデータセンタ仮想かそう最適さいてきかいだと考えかんがえている。

 とはいえ、顧客こきゃくをCiscoのビジョンに賛同さんどうさせるのは、必ずしもかならずしも容易よういなことではない。Ciscoがデータセンタの仕組みしくみ一変いっぺんさせれば、IBMやHPなど、最ももっとも有力ゆうりょく最大手さいおおてのパートナーの一部いちぶ対立たいりつする可能かのうせいがある。

 YankeeGroupのKerravalaはこう語るかたる。「Ciscoは、新たあらた競争キョウソウ局面きょくめん突入とつにゅうしようとしている。Ciscoはもはや、3ComやNortelNetworksと争っあらそっていない。今後こんごは、これまでパートナーだったIBMやHPと競合キョウゴウすることになるだろう。難しいむずかしい戦いたたかいだ」

 だが、Kerravalaは、Ciscoのアプローチは潜在せんざいてきなライバルと比べくらべ有利ゆうりだと考えかんがえている。だい1に、Ciscoはこれまで、市場いちば移行いこう読み取りよみとりかく局面きょくめんでの傾向けいこう踏まえふまえ行動こうどうするのがうまかった。すうねんぜんにデータセンタにりき注ぎそそぎ始めはじめ、SAN設備せつび仮想かそうソフトウェア、ワイドエリアネットワーク(WAN)最適さいてき技術ぎじゅつといった製品せいひん開発かいはつ徐々にじょじょに進めすすめてきた。そのじょう従来じゅうらいのスイッチやルータはこれらの製品せいひんぐんにぴったり適合てきごうしている。Nexus7000はこうした戦略せんりゃく統合とうごう役立つやくだつだろう。

 だい2に、ネットワーキングにおけるCiscoのコアコンピテンシーは仮想かそう革命かくめい適してきしている、とKerravala指摘してきする。メモリやストレージといったコンピューティングリソースが増強ぞうきょうされれば、これらをネットワークを通じてをつうじて結びつけるむすびつけることが必要ひつようになる。こうしたネットワークをインテリジェントし、より効率こうりつてき方法ほうほうでリソースを利用りようすることが、今後こんご重要じゅうようになる可能かのうせい高いたかい

 こうしたデータセンタのビジョンが正しいただしいアプローチであることを顧客こきゃく納得なっとくさせるのは、Ciscoのおお企業きぎょう向けむけビジネスにとって極めてきわめて重要じゅうようなことだ。なぜなら、会社がいしゃ新たあらた利益りえきをもたらすうえ、既存きそんのルータおよびスイッチのビジネスの価値かち高めるたかめるのにも役立つやくだつからだ。単純たんじゅん理屈りくつだ。Ciscoがネットワークを価値かちある資産しさんにすることができれば、ネットワークの部分ぶぶんのルータやスイッチの販売はんばい高いたかい利益りえきりつ継続けいぞくすることができる。

 そうなれば、Ciscoは企業きぎょう幹部かんぶたちへの影響えいきょうりょく高めたかめ自社じしゃ製品せいひん購入こうにゅうするよう企業きぎょう誘導ゆうどうすることができる。

 Tanejaは、「Ciscoはこれまでずっと、おお企業きぎょうにとって重要じゅうよう機器きき納入のうにゅう業者ぎょうしゃだった。だが、これでより高いたかい位置いち立てるたてるだろう。Ciscoは戦略せんりゃくてき提携ていけい焦点しょうてんになるだろう」と述べのべた。

この記事きじ海外かいがいCNETNetworksぱつのニュースをシーネットネットワークスジャパン編集へんしゅう日本にほん向けむけ編集へんしゅうしたものです。

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