「
本当の
意味でのフルラインアップ。
幅広く一気に品ぞろえした」──ソフトバンクモバイルが1
月28
日に
開いた
携帯電話端末の
春モデル
発表会。
孫正義社長は、
有機ELディスプレイ
搭載モデルやワンセグモデルの
豊富さを
他社と
具体的に
比較してみせ、「
機能的に
見ても
一番」と
胸を
張った。
【他の画像】 その
上で、ティファニーとコラボした1
台1000
万円の
超高級モデルもサプライズで
明らかに。「
単に機能を
追い求めるだけではない」と、「PREMIUM」
感をアピールしてブランドイメージの
醸成にも
力を
注ぐ。
孫社長は「まさにフルラインアップだ」と
繰り返し強調し、「ホワイト
学割」との
合わせ技で3
月商戦に
自信をみせた。
「PCの
世界がインターネットへと
進化してきたが、これからはケータイの
時代。
話すだけからネットへと
進化していく。
新しい時代にはソフトバンクカルチャーが
支持されるのではないか」
春モデルで
目を
引くのが、「インターネットマシン」と
名付けた「922SH」(シャープ
製)。
孫社長が「
私自身が
企画してアイデアを
出した」という
同端末は、
一般端末が
備えたテンキーを
省き、
代わりにPCと
同様のQWERTYキーボードを
搭載したのが
特徴だ。
一見するとWindowsMobile
搭載のスマートフォンのようだが、OSなど
端末ソフトウェアなどの
仕様は
一般端末と
同じで、“
普通のケータイのキーボードをQWERTY
型にしてみた”という
発想だ。「ケータイがボイスマシンからインターネットマシンへと
進化していることを
象徴している
機種だ」(
孫社長)
孫社長によると、「使い慣れると、テンキーより2〜3倍速く文章を入力できるようになる」といい、「一度使うとたまらないのでは。Yahoo!やmixiでブログを書く人に向いている」。PCサイトブラウザのページ読み込み容量を1Mバイトに拡大し、これまでより多くのWebサイトを閲覧可能としている。
WindowsMobileを搭載したスマートフォン「Xシリーズ」は「PCとの連携や、Windowsの操作性などを求める人」を、922SHは「ケータイ文化に慣れ親しんだ人」をターゲットにし、それぞれ市場を棲み分けられると見ている。
春モデルは総勢16機種57色。薄型テレビのトップブランドを冠した「VIERAケータイ920P」(パナソニックモバイルコミュニケーションズ)や有機ELディスプレイ搭載の「REGZAケータイ921T」(東芝製)、厚さ8.9ミリのストレートモデル「822P」(パナソニック製)、「世界一、お風呂で押しやすいキー」(孫社長)というソフトバンク初の防水モデル「822T」(東芝製)などのほか、株式の取引に特化した「株ケータイ920SHYK」も発売する。
孫社長は、この日午前に発表会を開いたKDDI(au)の春モデルや、NTTドコモが2月以降に発売する機種とソフトバンクのラインアップを比較。「機種数や世界対応、有機EL、ワンセグは一番多い」と余裕の表情を見せた。
●憧れられたい
「機能を追い求めるだけではなく、ブランド価値を上げていき、子どもから年配の方までに憧れられるブランドになっていきたい」──ソフトバンクが進めてきた「THEPREMIUM」路線の極致が、発表会場でサプライズ披露されたティファニーとのコラボレーション。職人が手作業でダイヤ約400個を飾るという10台限定のモデルで、値段も1台1000万円と超破格の高級ケータイだ。
孫社長は「ブランドイメージを非常に重要にするティファニーが、他社とコラボレーションするのは滅多にないこと。無理を承知でお願いした」と喜ぶ。
「THEPREMIUMTEXTURE823SH」は“プレミアムワンセグケータイ”の第3弾。着せ替えパネルには、牛革や木などに加えて、京都の友禅と漆器の老舗が手掛ける高級品も用意する。
子ども向け端末「コドモバイル」の第2弾「820T」や、初のシニア向け端末「821T」も投入。「子どもからシニアまで、ハイテクからプレミアムまで、幅広く一気に品ぞろえした」
孫社長によると、バラエティに富んだラインアップは、ネット時代にふさわしい「より自由で、豊かな個性の尊重」だという。「例えばドコモは905i、705iで横並び。ある種の効率性はあるとは思うが、われわれはもっと個性的で、インターネットのような幅広さを持ったラインアップにする。これはソフトバンクの思想に近い」
●日本ではYahoo!ユーザーはGoogleの倍
米AppleのiPhoneについて、孫社長は「交渉の有無、関心の有無も含めてノーコメント」と従来と同様の姿勢。PCデータ通信の定額制は「ネットワーク負荷の問題がある。検討はしている」とした。
auとNTTドコモがGoogleと提携したが、「日本のネットユーザーでは、Yahoo!を使っている人がはGoogleの倍くらい多い。米国ではGoogleが検索機能で先行したが、日本では遅れないように先手を打ってきた。日本のユーザーにより合った使い方を実現し、圧倒的にYahoo!が優れているようにしたい」と述べた。
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