消費期限偽装問題で三重県から無期限の営業禁止処分を受けている同県伊勢市の老舗和菓子メーカー「赤福」が再発防止のため、製造年月日を包装紙だけでなく、中箱に印字する設備を導入したことが28日、分かった。改善内容を確認するため県は同日、本社工場で約5時間にわたって立ち入り検査。こうした設備についても確認し「大きな問題はなかった」としており、今週中にも処分が解除される見込み。
赤福は売れ残りの赤福餅の包装紙を新しい製造年月日を刻印したものに取り換える「まき直し」と呼ばれる不正を繰り返していた。今後は中箱にも日付を入れることで同様の手口での不正の再発を防ぐ狙いという。
立ち入り検査は、同社が25日に提出した改善計画の完了報告書の内容を確認。冷解凍設備の撤去状況のほか、売れ残り返品商品などの廃棄保管室など、原料搬入から製品出荷、廃棄までの全ラインを試運転してチェックした。【田中功一】