【パリ福井聡】フランス第2の銀行ソシエテ・ジェネラルでの巨額不正取引事件で、仏検察当局は28日、不正取引をしたジェローム・ケルビエル元トレーダー(31)=20日付で解雇=の動機が「並外れたトレーダー」であることを示し、高額なボーナスを得ることだったとの見方を示した。取引の隠ぺい工作も認めているという。
一方、同行は当初49億ユーロ(約7700億円)としていた損失額を、約48億2000万ユーロに下方修正した。
検察当局は元トレーダーを背任などの容疑で捜査担当の予審判事に委ねる。有罪の場合、最高で禁固7年、罰金75万ユーロ(1億1800万円)が科せられる。