紀南地域で活躍する育児支援者や一般を対象にした「母子研修会」(県熊野保健福祉事務所主催)が27日、熊野市保健福祉センターで開かれた。講師の高田短期大学人間介護福祉学科長の千草篤麿教授は、「子どもは大人の『言う』ようには育たない。『する』ように育ちます」と、子どもと接するコツを説明した。
子どもの発達段階に応じ、どうかかわれば良いか、がテーマ。学童保育所を運営する非営利活動法人「子どもステーションくまの」のサポーター養成事業を兼ねて開かれ、23人が参加した。
千草教授は、人間が死ぬまでを7段階に分けて説明、▽乳児期は愛着行動▽児童期は思考▽成人期は次世代を育てることによる成人自身――が発達する時期とし、1日の生活のリズムから、「子どもは夕方に発達する。1日の中で夕食後から寝るまでが最も精神的に解放される。充実した時間を主体的な活動に費やすことが望まれる」とし、子育てについて「『のんき』『根気』『元気』を心掛けて」と訴えた。【汐崎信之】
〔伊賀版〕
1月28日朝刊