◇07年各市町職員給与水準−−県公表
県はこのほど、07年の県内各市町の職員給与水準(ラスパイレス指数)を公表した。市町平均は前年と同じ95・2で、全国の市平均に比べ2・7ポイント低かった。国の水準を上回り指数が100を超えたのは、越前市101・4と福井市100・3の2市。最も低かったのは池田町の85・5だった。
同指数は、地方自治体の職員構成が、学歴や経験年数別で国と同一だと仮定した場合、国の平均給与額を100として算出した指数。地方公務員の給与が国家公務員の給与と均衡がとれているかを目的として算定する。
県によると、前年より指数が低下したのは、福井市、鯖江市、越前町など7市町で、中でも下がり幅が大きかったのは池田町の1・3ポイントと越前町の0・9ポイント。上がり幅が大きかったのは勝山市の1・3ポイント、あわら市の1・0ポイントなど。県内8町だけの平均は89・3で、前年より0・2ポイント下がり、全国の町平均より4・6ポイント低い。
指数が100を上回った福井、越前両市について、県市町村課は「公務員の給与は市民の関心もあるので、理由を市民に説明する責任がある」と話す。県内8町の平均指数が全国町村平均より低いことには「小規模な自治体が多く、苦しい財政事情などが影響しているのではないか」と分析する。一方、県職員の指数は100・7で前年比0・6ポイント減。全国の都道府県で高い方から16番目だった。【大久保陽一】
1月28日朝刊