日田市出身の日本画家で日本芸術院会員、日展常務理事の岩澤重夫画伯(80)=京都市在住=が27日、日田市民文化会館「パトリア日田」で、第38回日展(06年)出品作品の大作「慈眼山」(縦197センチ、横157センチ)を市に寄贈した。
この日は、パトリア日田開館(昨年12月23日)記念行事として開催された「岩澤重夫の世界」展の最終日。寄贈作品はその中の1点で、生家(豆田町)近くの慈眼山を描いた。佐藤陽一市長から感謝状を贈られた岩澤画伯は「私の絵かきの原点はふるさと日田。小学生時代に慈眼山公園でよく遊んだ」と思い出を話し、聴講した日田高美術部員に「心の中に映る世界や自然の心を描いてきた。君たちも、自分の好きなことに命をかけなさい」と語りかけた。
市に寄贈した大作は3作目。【楢原義則】
1月28日朝刊