ブリヂストン・モータースポーツの小林徹郎テクニカル・マネージャーが、今後のF1合同テストに使用するタイヤのコンパウンド、参加チームなどについての見通しを、現地時間(以下、現地時間)25日、プレスリリースを通じて明らかにした。
去る22日〜24日にスペイン・バレンシアで今年2回目のF1合同テストが実施され、全11チーム中10チームが参加。テスト期間中、最初の2日間は快晴、3日目は曇りとなったものの終始ドライコンディションで、タイヤは全チームがブリヂストン・ポテンザの溝付きのミディアムコンパウンドのみを使用。ウェットタイヤの使用機会はなかった。
各チームは、ニューマシンと2008年シーズンのレギュレーションに合わせた昨年型マシンで評価作業を継続。フェラーリ、BMWザウバー、ルノー、ウィリアムズ、レッドブル、トヨタ、Honda、マクラーレンの8チームがニューマシンを持ち込み、フォース・インディア、トーロ・ロッソは昨年型マシンのみでテスト。なお、SUPERAGURIは今回のテストに参加しなかった。
次回のテストは2月1日〜3日にスペイン・バルセロナで行なわれ、ブリヂストンは今年初めてハードコンパウンドタイヤを投入する予定である。
小林テクニカル・マネージャーは「バレンシアは低中速コーナーが混じったおもしろいサーキットで、かなり長いストレートもあり、データ収集のために役に立つ。今回は我々のタイヤが各チームの最新マシンに装着されて、どのようにお互い作用し合うのか見るのに有意義なテストとなったし、この3日間を通して悪天候にじゃまされることもなかった。マシンのレギュレーションは昨シーズンと大部分が同じなので、各チームと各ドライバーがブリヂストン・ポテンザから最大限のものを引き出すのはより重要になったし、この目的でニューマシンの進化を見ることは興味深かった」と今回のテストを振り返った。
さらに、今後のテスト予定について「我々はバレンシアからバルセロナに向かい、そこでは8チームがハードコンパウンドタイヤを使うと予想している。フェラーリとトヨタは、バーレーンで2月4日〜6日と2月9日〜11日にミディアムコンパウンドでテストし、ヨーロッパよりも暑いところで走るのが見られるだろう。その後、ヘレスで2月12日〜14日に9チームがミディアムコンパウンドでテストする予定だ。2月19日〜21日には6チームがバルセロナに戻って来る予定だが、いくつかのチームはこの期間に別の場所でテストするだろう。最後は2月25日〜27日にバルセロナでハードコンパウンドでのテストを行なうが、この時は全チームが参加する予定だ。多くのチームと違って我々のエンジニアはテストとレースの両方とも参加するので、我々の活動にとっては厳しい期間となる。アルバートパークの開幕戦で走り出すまでもう50日もないが、今からその時までに各チームが多くの進歩を遂げることは確実だと見ている」と説明している。