【台北・庄司哲也】米海軍の第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」が28日、香港に入港した。乗組員の休養のため、数日間停泊する。香港では昨年11月に米空母「キティホーク」が寄港を拒否されたが、「ブルーリッジ」の入港で、米海軍艦艇の香港寄港問題は、ひとまず決着した。
中国側は「キティホーク」の香港入港を直前に拒否。これに対し、米国はキティホークを中心とする空母戦闘群が、台湾海峡を通過して横須賀港に向かい、米中関係がぎくしゃくした。中国の拒否の理由は明らかではないが、米国から台湾への武器売却への不満や昨年10月のブッシュ大統領とチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の会談に反発したためとの見方が広がっていた。
今月中旬に北京を訪問した米太平洋軍のキーティング司令官は、寄港拒否に不満を表し、中国側は善処を表明していた。