[東京 28日 ロイター] 米系投資ファンドのスティール・パートナーズは28日、サッポロホールディングス<2501.T>に提出した買付意向表明書について、速やかに前向きな交渉を開始するよう要請する書簡を送ったと発表した。
スティールは、1月23日に行ったサッポロHDとの会談で、両社が納得できる価格や枠組みについて交渉したかったものの、サッポロHDは依然として具体的な交渉に消極的だったと指摘。リヒテンシュタイン代表は書簡で「交渉を通じた合意形成で解決できるように、取締役会が価格、枠組み、所有割合など具体的な協議を行わないことはステークホルダーの利益に反し、企業価値を毀(き)損している」とし、速やかに、具体的な交渉を開始するよう求めている。
サッポロHDの経営幹部の変更は必要ないとしているが「株主の権利が守られない場合には、モニタリングの役割を果すための役員派遣の要否について再考する」としている。
サッポロHDは現在、社外有識者による特別委員会に諮問している。3月5日までにスティールが乱用的な買収者かどうかを判断し、買収防衛策を発動するかどうか決める方針。