◇サッカー・
国際親善試合キリンチャレンジカップ(26
日)
【
特集】
日本対チリ 岡田ジャパン初戦の詳報と写真 「(
大久保)
嘉人が1、2
点決めて
良かったとなるより、
逆に
良かったかもしれない」。
引き分けで
消化不良に
終わった
船出を、
岡田監督は
逆説的にまとめた。
本当の
勝負となるW
杯予選は
約10
日後に
迫っている。
個の
力で
勝って
組織の
問題点が
希薄化するよりも、
課題を
真っ向から
見つめた
方がいい。そんな
思いがにじんだ。
病に
倒れたオシム
前監督を
引き継ぎ、
実質2
週間に
満たない
突貫工事でチームを
仕上げ、
初戦を
迎えた。
新しい柱として
打ち出したのが、ラグビーの
名指導者、
故・
大西鉄之祐早大監督が
世界との
体格差を
埋めるために
提唱した「
接近」「
展開」「
連続」という
三つのキーワードだった。
岡田監督は「
相手ボールになった
時、チャンスがあればどんどんプレスをかける。マイボールになったら
早くボールを
動かして
数的優位を
作る。それを
何度も
何度も
繰り返す」と
説く。
組織を
作って
待つだけの
守りでは、
世界の
一流相手には
耐えられない。だから
相手に
接近し、
食らい突く。
前線に
人数を
割くため、オシム
監督が
時期尚早として
手をつけなかった1ボランチにも
挑戦した。
短期間で
身につくものではないことは、
初めから
承知のうえだった。
高原は「
今回は
時間がない
中での
最初のゲーム。
課題は
必ず出る」と
語っていた。
先発11
人の
平均年齢22.7
歳と
若いチリが
相手とはいえ、
試行錯誤は「
想定内」でもあった。むしろ、この
日出た
課題を
次のボスニア
戦でいかに
修正し、
前進させていくかが
問われている。【
安間徹】
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