大津市民会館(大津市島の関)がこのほど、耐震工事などを終え、リニューアルオープンした。ホールの音の響きをよくするため、ステージ横に反響板も設置した。今春から指定管理者制度で民間企業に経営をバトンタッチし、市民の文化の拠点として再出発する。
現在の市民会館は1975年に開館した。コンサートや教養講座が開かれ、災害時の近所の住民の避難場所としての機能も果たしていた。
しかし、2004年度の耐震調査で、避難所としての強度を満たさないことが分かり、昨年4月から12月まで、建物の壁を20センチほど厚くし、新たに壁を作るなど、耐震強度を高める改修工事を行ってきた。
4月からは、株式会社パシフィックアートセンター(東京都中央区)が市の委託を受けて管理する。同館がこれまで自主事業として行ってきた「大津ユースオーケストラ」や「市民教養大学」などは引き継がれるという。同館は「これからも多くの市民が集い、地域の文化力の向上の場として生かしていければ」と話している。