職場で分煙を求めたために不当に解雇されたとして、北海道砂川市の非喫煙者の男性(34)が、勤務していた鉄骨工事業「道央建鉄」(滝川市)を相手取り、解雇の無効確認と未払い給与の支払いを求めて札幌地裁岩見沢支部に提訴したことが25日、わかった。
訴状によると、男性は2007年1月の入社後、大半の従業員が喫煙していたため、頭痛などに悩まされ、5月に「急性受動喫煙症」と診断された。分煙対策を求めたが、同社は「空気清浄機を買い、部屋に換気扇もある。たばこが苦手なら他の仕事を探した方がいい」などと応じなかった。
男性からの相談を受け、滝川労働基準監督署が8月、同社を立ち入り調査。その直後、男性は退職か配置転換を受け入れるよう命じられた。男性が応じなかったところ、自宅待機を命じられ、「分煙対策は業務に支障をきたす」などの理由で11月20日付で解雇された。