大きい方がありがたい金貨だが、歴史的な金相場の高騰で小型・軽量化を余儀なくされた。住友商事の子会社、泰星コイン(東京都)は、21日から予約販売を開始する「日仏交流150周年記念コイン」(額面10ユーロの金貨3種セットで25万5150円)の一枚当たりの重さを、4分の1オンス(8・45グラム)にした。これまでの主流は1オンスか2分の1オンス(約17グラム)だが、小型化して重さを減らすことで販売価格を据え置いた。
同社によれば、金価格高騰前の3枚組みの金貨セットは、1オンスと2分の1オンスとで、価格帯は20万円〜30万円。しかし、金が高騰しているため、同じ大きさで作れば価格は50万円から60万円と一気に倍増してしまう。
このための小型・軽量化だが、「模様の刻印には2分の1オンス以上のサイズが適当だが、やむを得ない」(広報部)と苦しい。金相場が急騰した年末以降は、「前に購入した金貨を換金しに来るお客さまが増えた」(同)という。