新聖地でイス取り合戦!? 阪神・吉竹春樹チーフ野手兼打撃コーチ(47)が19日、所用のため甲子園球場を訪れ、第一期工事後に行われる無観客試合(3月12日=巨人戦、13日=中日戦)で、ベンチでの首脳陣の“配置”を決める考えを示した。
「監督は前列左端でいいですか?」「いや、ちょっと右にずれた方がええなあ」「じゃあ、ひとつずつ、横に動きましょうか」…。そんな会話を交わしながら、首脳陣が右往左往? 3月12日からの巨人、中日との無観客試合2連戦。静かなスタンドとは対照的に、ベンチ内で己の居場所を賭けた? 熱き戦いが繰り広げられる。
「それ(狭くなったファウルグラウンド)よりもベンチですよ。位置が少し前になって幅も広がる。誰がどこで見るのかを決めたい。まず監督がどこに立つかがある。無観客試合のときに確認することになるでしょう」 吉竹コーチはベンチ改造に伴う“席替え”を明言した。昨年10月からの第一期工事で内野席エリアが改修され、両軍ベンチと観客席最前列が5メートル前にせり出す。それにより、ベンチからの視野だけでなく、グラウンドからの見え方も変わる。
相手投手のクセを探す打撃コーチはマウンドが見やすいように、野手に守備位置の指示を与える守備走塁コーチは各ポジションから見えるように。各担当分野によって位置取りの修正が必要だ。コーチがベンチ内で分散することが、ベストの配置になることも考えられる。
「ギリギリまで工事をしているので、内装は未定です。ベンチ内は2列になると思いますが、まだ調整中で試合で初めて分かることになるかも」と球団関係者。ちなみに昨季まではベンチに向かって右が岡田監督の指定席で、コーチがその周囲にいた。さて今年は?。席取り合戦の行方が、新聖地での戦法を左右するかも…。