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月13
日、AZはアヤックスに1
−6と
大敗した。19
日のデ・フラーフスハップ
戦は2
−1と
競り勝ったものの、その
精神的影響が
心配されていた。そして
迎えた19
日のヘーレンフェーン
戦、またしても0
−4と
完敗を
喫してしまった。
AZはスタインソン(
現ボルトン)の
抜けた
右サイドの
守備を
狙われた。アヤックス
戦に
続き右サイドバックを
務めたクーンダースは「10
分で
代えてもよかった」(ファン・ハール
監督)という
出来。
結局、25
分にベンチへ
退いた。
その間に
試合の
趨勢(すうせい)は
決していた。2
分、クーンダースのハンドでヘーレンフェーンにPKが
与えられると、これをプラニッチがチップシュートのPKで
決めて3
分にヘーレンフェーンが
先制。21
分にも、クーンダースを
振り切ったスレイマニのクロスからポウルセンが
加点し、ヘーレンフェーンが2
−0とした。
39
分、ヘーレンフェーンはスレイマニがゴールを
挙げ、3
−0とリードを
広げて
前半を
終了した。
前半のシュート
数はヘーレンフェーンの12
本に対し、AZはわずか2
本。
完全にワンサイドゲームとなった。
後半になってもAZは
反撃の
糸口すら
見つけられないまま。ヘーレンフェーンは56
分にブラッドリーがとどめのゴールを
決めた。ヘーレンフェーンは
試合を通じて、
相手ボールと
選手によくプレスをかけ、スペースに
向かっての
走り合いに
勝ち続け、
素晴らしいパスワークを90
分間にわたって
披露した。
この
両チームはアウベスをめぐって
争っている。アウベスは
昨季、ヘーレンフェーンで34ゴール、
今季もわずか9
試合の
出場ながら11ゴールを
挙げている。アウベスはこの
冬の
移籍市場でAZと
契約したが、ヘーレンフェーンとの
契約を
解除しておらず、
現在二重契約の
状況だ。
この
状況を
解決するため、KNVB(オランダサッカー
協会)が、
結論を
来週半ばに
出す予定だが、AZに
保有権が
認められそうな
雰囲気だ。
今季のAZはいいサッカーをしながらも、FWが決め切れず勝ち点を落とす試合が続いていた。アウベスは是が非でも欲しい。一方ヘーレンフェーンは、シボン、スレイマニの2トップ、ブラッドリーの1シャドー、左MFのプラニッチが好調で、アウベスがいなくでも得点力不足をまったく感じさせない。AZから4点を奪ったことで、ヘーレンフェーンの今季の得点数は48になったが、これはアヤックスに次ぐリーグ第2位だ。そんなわけで、アウベスをより切実に欲しいのはAZの方である。
しかし、アウベスはAZとサインをしておきながら、気持ちがミドルスブラに向いていると言われている。オランダ人記者によれば、「KNVBが『アウベスの保有権はAZ』と認定しても、1試合もアウベスがAZでプレーしないまま、AZはイングランドのクラブへアウベスを売ることもあり得る。しかし、アウベスやAZはそれを1週間で進めないとならない。でないと移籍市場が閉まってしまう。アウベスは今、ブラジルにいるのか、欧州にいるのか分からない。クラブにとっても唯一の窓口は彼のマネージャーのようだ」と今回の複雑な状況を説明する。
さらにAZはこの2試合で右サイドの守備に穴があることを露呈してしまった。今までのAZは試合に負けてもイニシアチブは奪っていた。だが、ヘーレンフェーン戦では手も足も出なかったという、これまでにない負け方だった。試合内容が良ければそのうち結果が伴うと思われていたAZだったが、とうとう結果が伴わないうちに内容が崩れ出してしまった。
トゥエンテ、フローニンゲン、ヘーレンフェーン、ユトレヒトなどが激しく5位以内を争っているが、AZはその中に割ってはいるのも難しくなってきた。
-ToruNakatafromHolland-