サー・ジャッキー・スチュワートいわく、FIA会長のマックス・モズレーは辞職するかクビになるべき「ど素人」、だという。
スチュワートは3度タイトルを獲得した68歳の元ワールドチャンピオンであり、レーサーとしてのキャリア終了後はF1チームオーナーやイギリスGP管理団体の会長職もこなしている。そのスチュワートは、自らが語るF1の管理方法をモズレーが痛烈に批判したことに対して反論を行っていた。
この論争の最中、モズレーはスチュワート家のタータンチェックを笑いものにし、スチュワート自身のことも「折り紙つきのアホ」と呼んでいた。
自伝のプロモーションのためトロントへ行ったスチュワートは、「もしIOC(国際オリンピック委員会)の会長がオリンピックの金メダリストのことをあのように言ったら、彼は仕事をなくすだろうね」とカナダの『GlobeandMail(グローブ・アンド・メール)』紙に語った。
「彼のように巨大なスポーツ競技団体を統括する立場の人間があのような発言をするのは、いや、あのようなことを考えるのさえ立場にふさわしくない」と言っている。
スチュワートはモズレーのように上流階級出身で、法廷弁護士でもあり、レーサーでもあり、チームを設立したこともある人間は、F1の管理団体を率いるべきではないと思っている。
「このスポーツは巨額のお金が投資されていて、現在FIAの会長は無給で働いている。だから彼は仕事に対してプロとして振る舞わずそして副業にしている」とスチュワートは語る。
スチュワートによればFIAのような団体は「通常の企業や法曹界」を反映した構造をしていなければならないと主張する。
「彼らは素人や副業として会長業をこなす人間ではなく、業界のトップをリクルートして代表か会長にふさわしい給料を払うべきだ」