国立ハンセン病療養施設「奄美和光園」の入所者の預貯金を詐取したとして詐欺、業務上横領などの罪に問われた同園元職員で奄美市名瀬春日町、服部哲久被告(54)の初公判が18日、鹿児島地裁名瀬支部であり、服部被告は「間違いありません」と2件の起訴事実を認めた。検察側は余罪についても追起訴する方針。
起訴状によると、服部被告は03年10月、同園の80歳代の男性入所者の定期預金を払い戻しの依頼があったように装い、約500万円をだまし取った。また、05年9月、預かっていた別の男性入所者の定期貯金証書や印鑑を使い、預金100万円を解約し横領した。
服部被告は入所者の預貯金管理を一括して担当していた。園は昨年12月27日付で、服部被告を懲戒免職処分にしている。【神田和明】
1月19日朝刊