レッドソックス松坂大輔投手(27)が3月26日に行われるアスレチックスとの日本開幕シリーズ第2戦で先発することが濃厚となった。開幕シリーズは3月25、26日に東京ドームで行われるが、テリー・フランコナ監督(48)が米ボストンで17日(日本時間18日)、「1番手と2番手を投入する」と「予告先発」した。具体名こそ避けたが事実上、昨季20勝の右腕ジョシュ・ベケット(27)と、松坂の先発が決まった。
松坂が日本開幕シリーズの先発マウンドに立つ。「ホスト役」だけに凱旋(がいせん)登板は既定路線だったが、初めて指揮官の口から公にされた。フランコナ監督はこの日、本拠地を訪れ、ボストン記者協会主催の夕食会に出席。地元メディアにリップサービスで開幕時の先発ローテーションを明らかにした。「親善試合は先発3、4、5番手のいずれかを投げさせて、(開幕アスレチックス戦)は1、2番手を起用する」と予告した。
レッドソックスの先発枠はすでにベケットと松坂、41歳コンビのシリング、ウェークフィールドと4人まで確定する。5番手を左腕レスターと右腕バックホルツの若手で競わせる方針。ただベテラン2人は年齢と移動に伴う負担も大きいことから、フランコナ監督は「調整期間を2週間長く与えたい」と日本開幕戦での起用は見送るとした。
残るのは当然、ベケットと松坂。開幕戦の栄誉は昨年20勝を挙げたエース、ベケットに与えるのが順当。松坂は第2戦で先発することが濃厚だ。
ただし、日本での試合に慣れていることを考慮する場合や、キャンプ、オープン戦での調整やトラブルによっては、ベケットのかわりに第1戦に先発する可能性も考えられる。また、変更の可能性があるとすれば、「ダイスケに赤ちゃんができそうだから」(同監督)という、同時期に重なりそうな倫世夫人の出産予定もある。
フランコナ監督は特例として日本開幕シリーズだけ、ベンチ28人枠(通常は25人)を大リーグ機構に要請していることも明かした。認められれば巨人と阪神の親善試合でも、シリングとウェークフィールドを温存させるという。日本開幕の先発2人はそのまま、4月1日からの米開幕2連戦(対アスレチックス)でも先発させるとし、「体調や状況次第では変更もあるが、現時点ではこれが最良のプラン」と開幕ダッシュに自信を見せた。