[東京 11日 ロイター] 渡辺喜美金融担当相は11日の閣議後の記者会見で、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>の三菱東京UFJ銀行が2008年末の完了をめざしてコンピューターシステムの完全統合の作業に取り組んでいることについて「金融庁としては本格統合作業が円滑に進ちょくするよう状況を注視していく」と述べた。
サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題については「来週にもいくつかの欧米の大手金融機関の決算があるようなのでよく注意しながらみていく」とした。また、この問題が「日本の金融システムにダメージを与える状況にはなっていない」との認識をあらためて示した。
渡辺担当相は、欧米金融機関への出資の動きをみせている各国の政府系ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド)について、私的懇談会の「金融市場戦略チーム」の会合で研究する考え。次回の会合の日程については「できるだけ早く始めたい」とだけ述べた。