京都労働局は11日、長期にわたり労働者を二重派遣の状態に置く労働者派遣法違反があったとして、京都市下京区の人材派遣会社「ヴィプランニング」(金森勉社長)に対して、事業改善命令を行った。
同局によると、ヴィプランニングは2005年6月、佐川急便グループの物流子会社「佐川グローバルロジスティクス」(SGL、東京都)と契約を結び、労働者派遣を始めた。SGLは、派遣を受けた労働者をさらに静岡県浜松市の通販会社の倉庫に派遣し、通販会社の指示で働かせる二重派遣の状態としていたが、ヴィプランニングは昨年8月末までに延べ4657人の労働者を派遣していたという。
ヴィプランニングは「派遣元として業務の把握ができていなかった。SGLとは昨年8月末に契約を解除して通販会社との直接契約に切り替えるなど、すでに改善はできている」としている。