7月の北海道洞爺湖サミットを前に、港のテロ対策などを話し合う「舞鶴港港湾危機管理コアメンバー」の会合が11日、京都府舞鶴市下福井の舞鶴港湾合同庁舎であった。会合後、関係機関初の合同パトロールを舞鶴港で実施、漁業者に不審船を見かけた際などの情報提供を呼びかけた。
舞鶴海上保安部と舞鶴署、大阪税関舞鶴支署、府港湾事務所など7機関で構成。会合は2004年以降定期的に開き、8回目。
冒頭、同保安部の菅原規之部長が「(サミットに絡み)京都では外相会合が予定されており、不審人物の入国や銃器搬入の水際阻止を徹底したい」とあいさつ。原油価格の高騰、エネルギーと環境を巡る各国の駆け引き、韓国の政権交代に伴う北朝鮮の政策変化の見通しについて意見交換し、一層の情報共有に努めることを確認した。
パトロールは、同保安部や税関の巡視艇など5隻が参加。1時間半かけて湾内を1周し、漁船やプレジャーボートに向かって「不審な出来事があれば、118番通報してください」と協力を求めた。