京都市中京区の西ノ京中で11日、妊婦疑似体験などをテーマにした赤ちゃん交流講座が開かれ、生徒たちが命の大切さを学んだ。
同中は毎年、地域の市じゅらく児童館と連携し、家庭科保育学習の一環で保育所訪問や乳幼児との交流を行っている。
この日は、府助産師会会長の大田祐子さん(51)と、妊婦の松浦美里さん(28)=右京区=が学校を訪れ、講師を務めた。2人は、つわりなど妊娠中の苦労を紹介。胎児の心音を聞かるなどして、「赤ちゃんに接する時は、目を見て優しく笑って」と語りかけた。
生徒たちは、妊娠や胎児の成長についてビデオで学んだあと、胎児や羊水などと同等の重さがある約8キロのキットを装着し、妊婦の動作を疑似体験。また、地域に住む女性らから、赤ちゃんの人形で抱き方や衣服の着せ方を学んだ。同中2年の柳瀬祐衣さん(14)は「さまざまな奇跡が重なって子どもが出来ることがよくわかった。大変そうだけど、出産の後には『何か』があるような気がした」と話していた。