ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)米地銀持ち株会社ハンチントン・バンクシェアズ(Nasdaq:HBAN)は10日、10−12月期(第4四半期)の純損益は2億3900万ドルの赤字となるとの見通しを示した。主としてサブプライムローン問題のためという。これを受け、同社の株価は約12%下げる場面もあった。
10−12月期の1株損益は65セントの赤字となる見込みで、赤字幅は調査会社トムソン・ファイナンシャルがまとめた市場平均予想の21セントよりかなり大きい。ハンチントンの決算発表は1月17日の予定。
ハンチントン株はこの日、11.70ドルまで下げたが、結局は前日比0.58ドル(4.38%)安の12.65ドルで引けた。出来高は12,528,739株だった。52週高値は24.10ドル。
ハンチントンはフランクリン・クレジット・マネジメント(Nasdaq:FCMC)関連で、2億7500万ドル、1株当たり75セントの特別費用を計上する。フランクリンはサブプライムローンの貸し出しを扱う金融会社。
ハンチントンはおよそ17億ドルの不良債権を報告する予定だが、このうち12億ドルがフランクリン関連のものだ。貸倒損失は7−9月期の計上された4700万ドルを大幅に上回り3億7800万ドル計上される予定。
ハンチントンは、フランクリン関連以外の貸倒損失の引当金を7−9月期の4200万ドルから1億0600万ドルに積み増した。これは主としてミシガン州、オハイオ州の商業不動産市場が引き続き低迷しているためだ。
ハンチントンの総資産はおよそ550億ドル。インディアナ州、ケンタッキー州、ミシガン州、オハイオ州、ペンシルベニア州、ウエストバージニア州に700以上の支店を展開している。