名古屋市立大学大学院の医学博士号取得に絡む贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された元同大学院教授伊藤誠容疑者(68)は、教授になった1996年から少なくとも9年にわたり、医学博士の学位論文の審査などを担当していたことが6日、関係者の話で分かった。
また、伊藤容疑者は贈賄容疑が持たれている臨床医5人のほかに、逮捕容疑の対象となった2004年度の審査では、13人の合否を判断していたことも判明。18人全員が合格したという。
愛知県警捜査2課などは同日、ほかにも同様の趣旨の現金授受があった疑いもあるとみて、同大学院医学研究科などを家宅捜索する。