【ブリュッセル5日時事】欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は5日、電気化学工業や東ソーなど6社が欧州の合成ゴム市場でカルテルを結び、EU競争法(独占禁止法)に違反したとして、総額2億4321万ユーロ(約394億円)の制裁金を科したと発表した。
欧州委によると、各社は1993−2002年にホース、自動車部品、接着剤などに使われるクロロプレンゴム市場で、定期的な会合を開いて市場を分け合ったり、価格設定したりした。欧州委は独バイエルの通報を受け、03年3月と7月に各社を立ち入り検査していた。
制裁金の内訳は、電気化学工業が4700万ユーロ(約76億1000万円)。東ソーは制裁金減免制度に基づいて調査に協力したため50%減額され、480万ユーロ(約7億8000万円)となった。